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DUROXITE 100 WIREはオープンアーク溶接プロセスで使用されるフラックス入りの溶接ワイヤです。
主に摩耗部品表面の肉盛り用に設計されています。表面硬化された摩耗部品は重度な滑り摩耗と低〜中程度衝撃性摩耗に適しています。
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DUROXITE 100 WIREの基本情報:
・材料:非常に硬い一次クロム炭化物 M7C3の比率が高い耐磨耗性素材が含まれています。炭化物は延性共晶オーステナイトマトリックス中に均一に分散しています
・主に摩耗部品表面の肉盛り用に設計されています
・溶接(肉盛り)後の状態:応力緩和のため、明らかなクラックが現れます
・典型的な硬度:1700HK
*ヌープマイクロ硬度HKはアメリカのwilson社の考案による硬さ試験法です。脆性材料に向き、得られる値は比較的ビッカース硬さに近いです
・典型的な全溶接金属表面硬度(軟鋼上の3層析出物):60〜62HRC
*表面硬度は、オーバーレイ表面のすぐ下の機械加工された平坦な表面上で測定される
・最大3層までの単層または多層の肉盛りに適しています
・表面から肉盛部の深さの保証:肉盛の深さは75%までの耐摩耗性を保証
(肉盛りの残りの25%は、ベースプレートとの良好な結合を維持するのに不可欠な遷移層となります)
・最適な合金配合のカーバイドの組成より、優れた耐摩耗性と均質な接合性を実現しました
・耐熱温度:350℃
・重度な滑り摩耗と低〜中程度衝撃性摩耗に適しています
DUROXITE 100 WIREのの代表的な応用例:
・クラッシャーハンマー
・旋回クラッシャーコーンおよびマントル
・浚渫ポンプ
・スラリーパイプ
・ドラグラインバケットライナー
・石炭粉砕機ロール
・コークスハンマー
・砂浚渫部品
・採鉱および土木機械部品
・選別スクリーン
*Duroxite 100 WIRE は、主に350°C(660°F)までの土、砂、研磨剤による摩耗を受ける耐摩耗部品で使用するように設計されています。
DUROXITE 100 WIREのの標準寸法 :
標準直径
1.2mm(メートル法) ⇒ 0.045"(ヤード法)
1.6mm(メートル法) ⇒ 1/16"(ヤード法)
2.8mm(メートル法) ⇒ 7/64"(ヤード法)
*上記サイズは、データーシート表記のままの記載しています、入荷については、ご相談ください。
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